腐女子になりたい。

腐女子でなくなってしまったヲタク女が、腐女子に戻りたい思いの丈をつづる為に始めたブログです。

マイナー爆走腐女子が旬ジャンル王道カプにはまるとこうなる

現在腐女子でなくなってしまって、今いるヘテロカップリングもコミケで1サークル=自分*1、そもそも王道カップリングなんかとは縁遠すぎの腐女子人生を送ってきた私でも、一度だけ旬ジャンル王道カップリングにハマったことがある。

ぶっちゃけて言えばTIGER&BUNNYです。

それまではだいたいコミケで片手くらいのサークル数のカップリングを住処としていたときが9割くらいの自分にとって、タイバニはすごかった、すごすぎた。

悲しいかな、現在はどんなにいちゃいちゃしてるバディを見ても「ホモーーーーーー!!!」とは思わず「バディまじバディ」と、ホモ萌えを一切感じなくなっている。でもまた二度目の人生の栄光を体験したいのでちょっと当時の思い出語りをしようと思う。

 

私はバーナビーが好きだった。

過去形で書いてしまったが、もちろん今でも好きである。ただ、当時の情熱を今は持っていない。めっさ悲しい。

私にとってバーナビーは神だった。

崇め奉るその気持ちはまさしく“信仰”だった。バーナビーがどんなにかっこよくても、どんなになさけなくても、かわいいと思った。かわいくてかわいくてかわいくて仕方なかった。

こんなに大好きで大好きで大好きでたまらないのに、性的には一切萌えなかった。ただただ、ただただただひたすらにバーナビーがかわいかった。
※たぶん、バーナビーという存在を知らずに彼のとろ顔でも見せられたら萌えたのかもしれないが(だってハンサムだし)、私は受けのバーナビーの顔を見てもまったくムラムラしなかった。

だから思った、バーナビーは神だと。この気持ちは信仰だと。

逆に、虎徹は性的に萌えた。
このあざとおじぶち○す! と何度も思った。そしてそれ以上に女体化に萌えておばさんハスハスしていた。

 

実は、視聴しはじめの頃は虎徹が好きだった。当時いたカップリングがおやじ受けだったこともあり、虎好きの兎虎だった。ところが、七話以降とかそれくらいからだろうか、なんか気付いたら虎徹よりもバーナビーバーナビー実況したりツイートしたりしている。

あれ?
あれ、もしかしてもしかしなくても、自分は虎徹じゃなくてバーナビーが好きなんじゃ????

九話のときにはもう決定的にバーナビー好きになっていた。といっても、私は第一印象で好きなキャラと、物語が進んで好きなキャラというのはほぼ全員違うので珍しいことでもなかった。珍しかったのは、それでもバーナビーは攻めだったことだ。

基本的に、私は受けが好きキャラだ。もちろん攻めが好きキャラのときもある(ベルセルクだとグリフィス好きでグリガツとか)。でもそれはまれなことなので、そしてこんなにバーナビーが好きなのに、どうして虎兎に変わらなかったのか、ものすごく不思議で、当時よく「なんで私虎兎じゃないんだろう」とツイートしていた。
そう。

旬ジャンル王道カプだったけど、好きなキャラは攻めだった。

ある意味、悲劇。
私の目線はどうしてもバーナビーになってしまうので、兎虎より虎兎の雰囲気のほうが居心地がよかった。リア友はバーナビー好きな虎兎だったのでリア友とはよく話をしてとても盛り上がった。違うカップリングでも解釈・好きキャラ同じは、同じカップリングでも解釈・好きキャラ違いを上回った。

しかも、それで女体化好きでときて、私は旬ジャンル王道カプにいるのにどうしてこんなに飢えているのだろう、死にそうになりならが2週間に1回〆切りが設定してあって月2回のイベントに新刊を毎回出しているのだろうと思った。

どうやら、私は供給があっても自分で書きたい人間だということは、わかった。

 

女体化の供給はそんなに多くはなかったけれども、それでもイベント毎に虎兎・兎虎・その他100冊近い同人誌を買いあさり、一人では買いきれないので10人近くで徒党を組みシャッター・壁を当番でかけもちひたすらタイバニ同人誌を買って買って買いまくった。
(兎虎だったがバーナビーがかわいいのが虎兎本のほうが多かったので虎兎も買っていた)

売り子を友人に任せシャッター列へ待機し、購入制限数のあるシャッターサークルへは三巡したり、シャッター5サークル以上並んで暑さ・寒さで朦朧となったり、機動性を重視しカートでなくトートバックにして肩が外れそうな重さに耐えながら並んだり、とにかく今までにないことを沢山体験した。(一つのカップリングでシャッターにこんなに並ぶなんてことがなかった!)

それまでよくて30冊とかそれくらいの平均購入数が三倍にもなっていて、それでも足りなくていつも断腸の思いで購入数を絞りそれを買う友人から読ませてもらったりあれこれしてても100冊近い数を買って、イベント毎6,7万円盛大にすっ飛ばしていた。100冊以上買ったこともあった。

 

月に10万以上を同人誌購入に費やし、気付けば二年もたたないうちに1000冊以上同人誌が増え、部屋が狭くなったので台所に同人誌置き場所を移した。台所には胸まである同人誌タワーがいくつも建立された。台所狭い!

グッズも公式はばんばんばんばか出してくれるし、イベントも沢山企画してくれる。グッズをばんばか購入し、イベントも本開場やライブビューイングで盛り上がりまくった。

私はバーナビーの信者でありATMだった。まさに儲。

今更ながら、よくこんな金遣いあらすぎる生活をしていて生きていられたなと思う。
昔からカードが火を噴いていたが、今も昔も支払額は変わってない(むしろ昔のほうが多かった)ので、どうやって生活していたのかよくよくよく考えたら、単に地産地消しているだけだったことに思い至った。

自分の同人誌を発布した金で、会場の同人誌を買っていた。

島中の小説サークルでもこんなことができたんだから、どれだけ旬ジャンルだったのか身に染みて理解できる。四捨五入四桁の数を刷ったのは、アンソロジー以外では、個人誌では初めてだった。

 

ああ、本当に社会的に人気があって旬ジャンル王道カップリングって、すごい!

私は猛烈に感動した。
そして後悔した。
この喜びを知れたことに感謝したと同時に、絶望した。
もう二度と、きっと私は旬ジャンル王道カップリングになんてはまれない。
この先一生過去の栄華を夢みながらマイナーで覇道の街道を爆走するんだ……。
さめない夢はない。こんなに素晴らしいけれども夢はさめるなら、みなければよかった。

兎虎にハマった当時も「どうせバーナビーが受けなんだろうな、世の中虎兎が主流なんだろうな」と思っていた。今はpixivがあるからなにが流行っているか一発一目瞭然即座にわかる。だから私は検索して驚愕した。

えっ、私のカップリング、王道すぎ!???!!!!!??????

これはなにかの間違いじゃないのかと思った。ついにおやじ受けの時代が、いや時代が私においついたと思った。
私のまわりも基本的にマイナーよりの人達が多く、彼女達もほとんど兎虎で、王道にはまったことに困惑したり驚いていた。

思ったのだが、王道といっても基本それは単一のものが全体の三割を占めてそれ以外の七割はばらばらで、だから人気だ王道だといってもそれは全体の三割程度しかない。だからむしろ王道以外のほうが(中身はばらばらでも)七割あって本来は王道より多い。
その七割の人が、今回は兎虎にはまったのではあるまいかと。はまるなにかが兎虎にあったのではないのかと。

 

そんな感じで、私は一年強兎虎に踊り狂った。

ちょうど、うつ病の治療を終え実家療養から職場復帰した4月からタイバニの放映があり(といってもタイバニ見始めたのは遅れてて1話(ネット)→2話(ネット)→4話(ユースト)→3話(ネット)→5話以降ユーストという感じだったけれども)、これからまたきちんと一人で生きていけるか不安だったときにタイバニは私を助けてくれた。とても楽しい日々だった。

ところがその兎虎以降まったくホモ萌えしなくなって、今に至る。
(今度はちゃんと主人公が好きで主人公受けな旬ジャンル王道カップリングにはまりたい、と主人公は攻めで主人公以外のキャラが好きになる人間は思った)


もしかしたら、私は旬ジャンル王道カプにハマれた代償に、ホモ萌えの心を差し出してしまったのかもしれない。

*1:このたびC86に当選いたしましてめでたく今回もオンリーワンです